アンガヴァカナディアンプレミアムジン イヌイットの珍しいボタニカルを使用
「アンガヴァ カナディアンプレミアムジン(ungava Canadian Premium Gin)」は、カナダ・アンガヴァ地方産の珍しいボタニカルが使われているクラフトジンです。
アンガヴァ半島はカナダ・ケベック州の北にあるラブラドル半島の一部。全面的に樹木の生えないツンドラに覆われていて、その間を無数の河川、氷河湖が東西方向に平行に延びています。
半島に住む1万人ほどの人口のうち90%は、先住民イヌイットの人たち。このクラフトジンは彼らが昔から日常生活に取り入れてきた珍しいツンドラ植物を使っているんですね。
鮮やかな黄色が特徴のクラフトジン
見た目はまるでリキュールのように鮮やかな黄色をしているのが特徴ですが、熟成させているのではなく、すべて天然成分の色味。蒸留後にハーブを追加することで生み出されています。
ボタニカルはアークティックブレンド(Arctic Blend)、クラウドベリー(Cloudberry)、クロウベリー(crowberry)、ラブラドールティー(Labrador Tea)、ノルディックジュニパー、ワイルドローズヒップです。
アークティックブレンドは北極ブレンドという意味になりますが、くわしい解説が出ていないので、後日、追加情報を載せることにしますね。
クラウドベリーは別名ホロムイイチゴと呼ばれる、成長の遅い小柄なバラ科キイチゴ属の植物。イヌイットの人々は貴重なビタミンC源として果実を採集して、保存食を作ります。
美肌や腸内環境を整える効果が期待される原料も
ラブラドールティーはツツジ科の低木。ビタミンCが含まれていて、香りの高い葉をお茶として煎じて飲むと、呼吸器系の消炎・鎮痛に効果が期待されます。
ちなみに、日本の呼び名はイソツツジ。でも、「磯」に関連はなく、本来エゾツツジと呼ぶべきところをイソツツジと誤って伝えられたのがきっかけのようです。よくご存知の方はエゾツツジと呼びます。
クロウベリーは直径1cmほどの黒紫色の果実。日本では中部地方以北の高地に自生していて、岩高蘭(ガンコウラン)の名で知られています。
美肌や腸内環境を整えると言われ、ジュースやお菓子づくりにも利用されます。これらのツンドラ植物はイヌイットの人たちに手摘され、フェアトレードのもとに調達されています。
価格とレビューの評価
アンガヴァ カナディアン プレミアムジン |
通販販売店の 最安値価格(税込) |
43.1度・700ml |
4,000円ほど |
43.1度・1000ml | 4,000円ほど |
「アンガヴァ カナディアンプレミアムジン」はアルコール度数43.1度で700mlと1000mlが流通しています。今日現在の最安値(税込)はともに4,000円ほどなので、1000mlを購入するのがお得ですね。
一般的な評価からマイナスポイントをあげれば「量の関係上、注ぎずらい(1000ml)」くらいでしょうか。
支持するレビューでは「アルコール感がカーと来ない感じがして飲みやすい。ソーダ割りでもこのジンなら美味しく飲めました」「思っていた感じと少し違っていましたが、これでジントニックを作ると美味しい」などの評価があります。
風味も穏やかで口当たりもスムース。たんに珍しいというだけでなく、ワールドスピリッツ・アワードで2年連続で金賞受賞という実力派クラフトジンです。