· 

バランタイン 17年の評価やトリビュートリリース、キーモルトとは

「バランタイン17年(Ballantine 17 Year Old)」はペルノ・リカール傘下のジョージ・バランタイン&サンによって製造・販売されているブレンデッド・ウイスキーで、日本ではサントリーが輸入、販売しています。

 

バランタイン17年の種類にはブレンデッドスコッチウイスキーとして「スタンダード40度700ml」「トリビュートリリース48度700ml」の2つがあります。

 

ちなみに、「DF デューティーフリー40度750ml」というものもありますが、これは内容量がちょっと多いですが、通常のバランタイン17年のラベルにDF(デューティーフリー)の文字が入っているだけのもの。

 

Ballantine17 バランタイン17年
Ballantine17 バランタイン17年

 

「スタンダード40度700ml」はブランドの中でもハイクラスの正統派スコッチ。高価格ですが、それに見合った高品質のウイスキーとしてつねに人気上位です。

 

3種類のうちでもいちばん評価が高く、一般的なレビューでも「しみじみ味わう逸品・最高クラス・味が深くまろやかな芸術品」という感想が並びます。

 

サントリーによる正規輸入物と並行輸入物がありますが、今日現在ですが価格ではあまり差はなく、4,500円くらいで購入可能に。

ちょっと変わった名称の「トリビュートリリース48度700ml」は「バランタイン17年」の80周年を記念した日本だけの数量限定品。

 

マスターブレンダーのサンディー・ヒスロップ氏が、現存する1937年発売当時の製品を吟味して、当時のオリジナルを再現しました。

 

冷却ろ過を行わないノンチルフィルタード製法にこだわり、アルコール度数を48%に保つことで原酒由来の豊かな味わいが楽しめます。

 

ノンチルフィルターの解説はこちら>>>「オランチア ジン」

 

Edinburgh バランタインの出発点エディンバラ
Edinburgh バランタインの出発点エディンバラ

 

ラベルと化粧箱も1937年発売当時の赤い紋章がデザインされています。価格は9,000円ほどで購入可能です。

 

ちなみに、バランタイン17年のキーモルト(ミルトンダフ・スキャパ・グレントファーズ・グレンバーギ)やハイボールの飲み方などは、以前の記事にまとめてありますので、こちらをご覧ください。

 

バランタイン17年のキーモルトやハイボールについて>>>バランタイン12年

 

また、数量限定で「バランタイン17年ディスティラリーコレクション200ml×4本」が出ています。バランタイン17年を構成する4種類のキーモルト(ミルトンダフ蒸溜所、スキャパ蒸溜所、グレントファーズ蒸溜所、グレンバーギ蒸溜所)を飲み比べできます。

 

17年でハイボールをつくってキーモルトをフロートさせるという飲み方が、これなら楽しめます。