「BCGAフレッシュジンジャーエールオリジナル(BCGA Fresh Ginger Ale Original)」はアメリカで著名なシェフ、ブルース・コスト(Bruce Cost)氏が開発、ニューヨーク州ブルックリンにあるBCGAコンセプト社がボトリングしています。
100%生のショウガを使い、純粋なサトウキビから作られたジンジャーエールというのが大きな特徴です。保存剤は使われていません。
この商品はオリジナル、シュガーフリー、パッションフルーツ、ブラッドオレンジの4フレーバーがありますが、今回紹介するのはプレーンタイプのオリジナル。
ブルース・コスト氏はシェフでありながら、1984年、料理本「東西のショウガ」を執筆するなど、ショウガに魅せられて、その起源や世界へ広がった経緯、ジンジャーエールの起源などにも精通している人です。
1989年、 彼はサンフランシスコにあったモンスーンレストランの常連客へ、ハーブをふんだんに使ったジンジャーエールを紹介します。
その後、ハーブの量を調整したジンジャーエールを開発。ブルース・コスト氏が経営する、カリフォルニア州バークレーやパロアルトにある店舗の人気商品となりました。
1995年にシカゴに移り、レタス・エンターテイン・ユー・エンタープライズ社とともに、ビッグボウル&ワオバオレストラングループを始め、生ショウガを使ったジンジャーエールのレシピを紹介。
「BCGAフレッシュジンジャーエールオリジナル(BCGA Fresh Ginger Ale Original)」は販売とともに評判となり、ニューヨーク、マンハッタンの三ツ星レストランでも支持されました。
料理界のアカデミー賞と言われる、全米最大の食の祭典「ジェームス・ビアード・アワード賞」も2度受賞しています。
原材料(成分)は生ショウガと純甘蔗糖(サトウキビからできた砂糖)、クエン酸のみ。増粘剤や安定剤を使用していないため、生ショウガ成分が瓶のなかで分離しています。
炭酸飲料ですから、振らずにゆっくり1、2回逆さまにすれば混ざります。飲んだ瞬間にショウガのじんわり熱を持ったような辛みがあり、飲み終えてからも舌に刺激が残ります。
炭酸の泡は繊細で上品。甘みがけっこうあるので、甘味が苦手な人はレモンやライムで調整するといいでしょう。
辛くて飲みきれなくても味が濃いので、炭酸が抜けたらシロップ感覚で使えます。温めて紅茶と合わせたり、アイスティーと割ってジンジャーティーにしてみてくださいね。