カナディアンクラブブラックラベル・風味や価格の違いとレビュー評価
カナディアンクラブブラックラベル(Canadian Club BLACK LABEL)ウイスキーとレギュラーボトルの風味、価格の違い、レビュー評価を紹介します。
レギュラーボトルとの違いは、カナディアンクラブブラックラベルは日本市場向けにリリースされた限定品であることです。
また、ノンエイジ表記になっていますが、レギュラーボトルはオーク樽で最低6年以上の熟成、ブラックラベルは8年以上の熟成という原酒が使われています。
2年の違いという点が微妙なところですが、カナディアンクラブ本来の軽さがありながらボディ感も楽しめるというのが特徴なんですね。
日本では食事をしながらソーダ割りや水割りで楽しむことが多いため、そのようなニーズに向けて食中酒としても楽しんでもらおうという狙いがあるようです。
ちなみに、同じ黒いカラーのラベルにクラシック12年があるので、間違えないようにしてください。
12年には「Aged 12 Years」の表示がありますが、こちらには年数表記がありません。ラベルの数字に注意して見分けてくださいね。
CCブラックラベルの価格とレビュー評価
カナディアンクラブブラックラベルはアルコール度数40度・700mlで、今日現在の販売店での安い価格帯は3,500円ほど。
とはいえ、価格で比べるとクラシック12年は40度・700mlで1,600円ほどで購入できます。
熟成年数の長いほうが半分の価格で購入できるわけなので、12年のほうが人気なのは当然とも言えます。
とはいえ、せっかくなのでカナディアンクラブブラックラベルの評価を見てみましょう。
一般的な評価からまずはマイナス評価を指摘する感想。
「通常のCCを愛飲しているが、通常のほうがバランスが整っている」
「焦げた樽のウッディなえぐみがプラスされている。ソーダ割や水割りしたときに主張できるようにあえて癖をつけているように感じる」
支持するレビューは以下の通りです。
「昔よく飲んだのでまた昔に戻る。やはり香りがいい」
「甘味は強いですが、口当たりは軽め」
「ブラックラベルの方が味わいに奥深い甘みを感じる」
「ジンジャーエール割りが美味しい」
カナディアンクラブ(CC)はハイボールやジンジャーエール割りで
CCは独特の風味と甘味を活かして楽しむために、ハイボールだけでなくジンジャーエール割りで飲む人が多い銘柄でもあります。
バニラのような甘い印象を最初に感じるのでバーボンと似ているようですが、味をよく確かめてみるとやはりバーボンとも違います。
私が強く感じるのは「カラメル感」。これがレギュラーボトルでは苦手なので、口にするのは風味が全体的に落ち着いた12年が好みです。
レギュラーボトルやブラックラベルでちょっと首をかしげた人は、価格的にも安く購入できる12年をぜひ試してみてくださいね。