シーバスリーガル18年ゴールドシグネチャーの価格比較
「シーバスリーガル18年ゴールドシグネチャー(Chivas Regal 18 Years Old Gold Signature)」はシーバス・ブラザーズ社(ペルノ・リカール社傘下)のブレンデッドウイスキーです。
アルコール度数40度で容量は200mlベビーサイズ、700ml、750ml、1000mlがあります。
定価のないオープン価格で今日現在の最安値価格を比較してみると、並行輸入品の750mlが700mlと同じ4,700円ほどでお買い得のようですね。正規品はもう少し割高になります。
シーバスリーガル18年 ゴールドシグネチャー |
通販販売店の 最安値価格(税込) |
200mlベビーサイズ |
2,700円ほど |
700ml |
4,700円ほど |
750ml |
4,700円ほど |
1000ml |
6,400円ほど |
スタンダート12年と18年の違いはブレンデッドならでは
当然ながら12年は12年以上熟成させた原酒のみのブレンド、18年は18年以上熟成させた原酒のみをブレンドというわけです。
しかし、スタンダート12年と18年には違いがあります。これはシングルモルトではなく、ブレンデッドウイスキーですから、必ずしも同じ原酒をブレンドしているわけではないんですね。
また、オールドボトルと現行品でも大きく風味が違い、私も飲んだことがありますが、12年でも華やかで複雑な果実感を充分に堪能できるボトルもあります。
現行品を比較するなら、うまいながらも12年は辛めの香りでハイボール向き、18年は熟成度の差からくる香りとなめらかさでロックでもいけるといった印象。
18年のキーモルトはストラアイラとロングモーンが軸だそうですが、シーバス社によれば18年は85種類のアロマの香りがするとのこと。18年以上の原酒を数十種類ブレンドすることで多くの香りを引き出しているわけですね。
一般的なテイスティングの風味評価の傾向は?
18年の一般的な評価は「かなりまろみを増していて、ストレートでもとげとげしさを感じない」「値段のわりには高級感あり」「口のなかでまろやかなフィニッシュ、最高でした」「12年より18年は2ランク上の上質な味わい」など、Amazonのテイスティングレビューでも珍しい満点評価です。
コストパフォーマンスの高さ、女性にも好まれるお酒であること、また贈答用・来客用に購入する方が多いのもこのボトルの特徴なんですね。
原酒不足で熟成表記ものがプレミア傾向にあるウイスキー業界のなかで、安定した質と価格のバランスを保てるのもシーバスならではです。
ゴールドシグネチャーの意味は
ゴールドシグネチャー(Gold Signature)の意味は名詞の「署名」という意味と形容詞の「とっておきの・特製の・お勧めの」という意味があります。
まさにその意味で命名されているボトルで、シーバスブラザーズ社の現マスターブレンダーであるコリン・スコット氏がこの18年のレシピを開発したときに、ボトルに記した黄金のサインがその由来。
シーバスリーガルのブレンディング精神は「別格でありつづけること」だけに、「スコッチにこれ以上改良される余地はない」とまで称された最高傑作に対する、誇りと自信が込められているのだとか。
たしかに、ライバルの数が増えても評価は変わらず、今日までシーバスリーガルは日本でもウイスキー人気のトップクラスですね。