ジョニーウォーカーブルーラベル・JW銘柄の最高級品
「ジョニーウォーカー ブルーラベル(Johnnie Walker Blue Label)750ml」はジョニーウォーカー銘柄の中でも、最高級品のブレンデッドウイスキーです。
ジョニー・ウォーカーの原点でもあり、創始者のジョン・ウォーカーが残したレシピをもとに、特別な顧客のために出された特別なブレンドをそのまま再現しています。
ブルーラベルのキーモルトには「カードゥ(Cardhu)」や「ロイヤルロッホナガー(Royal Lochnagar)」などが使われています。
原酒はカードゥやロイヤルロッホナガーなど
「カードゥ」はスコットランド・スペイサイドのカードゥ蒸留所が造っているシングルモルト。
甘く華やかなアロマとまろやかなフレーバーが特徴なんですね。
「ロイヤルロッホナガー」はスコットランド・ハイランド東部のロッホナガー蒸溜所が造っているシングルモルト。
爽やかな香りにしっかりとピートが感じられるハイランドモルトで、スコッチのシングルモルトのなかでも、最も希少性の高い銘柄の1つと言われています。
「ジョニーウォーカーブルーラベル」では数々の蒸溜所で貯蔵されているこれらのキーモルトの中でも、1万樽に1樽しか存在しないという極めて希少性の高い、熟成の頂点に達した原酒が使われます。
熟成年数は正確には明らかにされていませんが、一説には40年、50年という長期熟成原酒が多種ブレンドされているという情報もあります。
適度なスモーキーさと同時にオレンジ、スパイス、ドライフルーツなどのテイストとジョニーウォーカー本来の味わいが複雑に絡み合う味わいが特徴です。
青のジョニーウォーカーの価格とレビューの評価
青のジョニーウォーカー「ブルーラベル」はアルコール度数40度・750mlで、あくまでも記事アップ日の価格ですが、最安値は13,000円前後。
一般的な評価から、マイナスを指摘する感想が以下の通りです。
「非常にスムースであり、余韻もしっかりあるが響17年の方が好み」
「個人的にはライトでまろやかな飲み口のものが好きな為、結果うーんという感じ」
「確かに美味しいですが、値段的にはちょっと高い」
「ジョニ黒で十分」
このほかにごく少数ですが、販売店によっては「箱が汚れていた」「シリアルナンバーが削りとられていた」というところもあります。
贈り物にするなら、販売店のレビューをしっかりチェックしたほうがよさそうですね。
支持するレビューには以下の評価があります。
「ノンエイジなのにありえないくらい深い香り」
「スモーキーな香りもキツ過ぎず、なんともまろやかで美味」
「和食にも合い、味、香りとも秀逸」
「ロイヤルサルート派の父も旨い!とうなってました」
「高級感漂うボトル。上品な味わいでバランスもよいご褒美ウィスキー」
「上品なピート臭と複雑な味わい」
プレゼントや父の日にも人気・ギフトボックス
重量感のある青く輝くボトルは19世紀に使用されたものが再現されているとか。
一本ずつシリアルナンバーが記載されて、ギフトボックスで販売されているのでプレゼントや父の日にも人気です。
先ほどのレビューにも友人、実のお父さん、義理のお父さん、上司に送って喜ばれたというコメントがかなり見受けられますね。
ちなみに、ブルーラベルの樽の香りをもっと凝縮して楽しめるのが、カスクストレングス。
アルコール度数55.8度・1000mlの「ブルーラベル カスク・エディション(Johnnie Walker Blue Label Cask Edition)」があります。
こちらはAmazonにあと1本という程度の希少ボトルなので、記事アップ日の価格で55,000円ほどと高騰しています。
ブルーラベルの特徴・ゴースト・アンド・レアなどの限定品も
定期的に限定品が発売されるのもブルーラベルの特徴です。
ジョニーウォーカーの最高級品「青」のなかでも希少な限定品なので、いずれも通販では希少で、記事アップ日の価格で約5万円前後の高級品なんですね。
限定品で人気があるのが、閉鎖蒸溜所の原酒を使用するというコンセプトのもとにつくられた「ブルーラベルゴースト・アンド・レア(Ghost and Rare)」シリーズ。
何年も前に閉鎖された少数の伝説的蒸留所のかけがえのない「ゴースト(幽霊)」ウイスキーの原酒を利用して作られているため、この名前がついています。
第1弾として販売されたのが、46度・750mlの「ブローラ(Brora)」。
1983年に閉鎖されたハイランドのブローラ蒸溜所のモルト原酒をキーモルトに、1993年に閉鎖されたピティヴァイク蒸溜所のモルト原酒、同年に閉鎖されたカンバス蒸溜所のグレーン原酒が使われています。
このほかにロイヤルロッホナガー、クライヌリッシュ、グレンキンチー、グレンロッシー、キャメロンブリッジ蒸溜所の原酒がブレンドされています。
ブローラ・ポートエレンに続き、グレンユーリーロイヤル
第2弾がアルコール度数43.8度・750mlの「ポートエレン(Port Ellen)」。
1983年に閉鎖後、2020年の再開を目指して再建中のポートエレン蒸溜所の貴重なモルト原酒がキーモルトです。
さらに、同年に閉鎖されたカースブリッジ蒸溜所と1988年に閉鎖されたカレドニアン蒸溜所のグレーン原酒が使われています。
このほかにモートラック、ダルユーイン、クラガンモア、ブレア・アソール、オーバン蒸溜所のモルト原酒がブレンドされています。
そして、直近の2019年には第3弾、アルコール度数43.8度・700mlの「グレンユーリーロイヤル(Glenury Royal)」が販売されました。
1985年に閉鎖したグレンユーリーロイヤル蒸留所のモルト原酒を中心に、閉鎖したピティヴァイクとカンバス(グレーン原酒)の蒸溜所の他、グレンエルギン、インチガワー、グレンロッシー、グレンキンチー、キャメロンブリッジの計8蒸溜所の原酒がブレンドされています。
日本限定「ブルーラベルジャパンリミテッドエディション2019」
日本限定の「ブルーラベルジャパンリミテッドエディション2019(Japan Limited Edition)」も2019年初頭に販売されています。
百貨店にて数量限定発売ということでしたが、通販でもわずかに取り扱っているとことがあるんですね。
ボトルの中身は通常のブルーラベルと同じですが、ボトルデザインが日本の伝統文化や縁起物を意識していて高級感があります。
40度・750mlで定価の目安となる希望小売価格は20,800円(税抜)。こちらも記事アップ日の最安値で4万円ほどとかなり高騰しています。
このほかには、ちょっと前ですがダンヒルによってデザインされたコラボ限定ボトル「ジョニーウォーカーブルーラベルダンヒル」もあります。
こちらは記事アップ日の価格で約25,000円ほどですが、40度で1000ml。わずかですが、まだ在庫があります。
気になる方は早めにチェックしておいてくださいね。