· 

キングウイスキー凛セレクト4000ml おいしい飲み方のアレンジ法

大容量4Lウイスキーのクラスでは安い価格でシェア拡大

「キングウイスキー凛セレクト(King Whisky Rin Select)4000ml・37度」は宝酒造株式会社が製造・販売しているウィスキーです。

 

2016年11月から中身をリニューアル。それまでのキングウイスキー凛に使っていた原酒に、新たな原酒を選定してブレンドすることで、よりすっきりとした後味を実現したウイスキーです。

 

安い4Lウイスキーでは圧倒的に「ブラックニッカクリア4000ml」の人気がダントツですが、さらに安い価格で販売することでしっかりと追従しています。

 

ハイボールの画像
Highball ハイボール

 

「キングウイスキー凛セレクト」のアルコール度数は37度、4000mlで送料入れずに最安値なら3,000円前後。同じ度数でブラックニッカクリア4000mlが3,500円前後と、微妙な数百円の価格差があります。

 

支持する評価では「他の低価格ウィスキーに比べて、アルコール臭さが少ない」「酔えるのが重要で、味は健康に影響なければ良し」「リニューアル後、アルコール臭が減って飲みやすい」などがあります。

 

反対にネガティブな評価には「ウィスキーの味が薄く感じる」「飲んだ後に頭が痛くなる」「まずくはないがウイスキーじゃない何かという感じ」との感想も。

 

ブラックニッカの香りとクセからすると物足りなく感じるという方もいます。これはもしかしたら、原材料に関連があるのかもしれません。

ブレンド用アルコールとはなにか

「キングウイスキー凛セレクト」の原材料・成分を見ると、「モルト、グレーン、ブレンド用アルコール」となっています。「ブレンド用アルコール」とは公正取引委員会が「ウイスキーの表示に関する公正競争規約及び施行規則」で規定している材料なんですね。

 

穀類以外のものを原材料とするアルコール、つまり醸造用アルコール。砂糖を精製するときにできる糖蜜(廃糖蜜)を醗酵・蒸留して造られます。ちなみに、日本酒に入れられる醸造用アルコールは、味が変わりやすい日本酒の酒質を安定させるために使われます。

 

ウイスキーにブレンド用アルコールが入っていると(それだけが原因とは限りません)、ウイスキー本来の味が薄まったように感じたり、人によっては飲みすぎると頭が痛くなったりすることもあるんですね。

 

月桂樹の画像
laurel 月桂樹

キングウイスキー凛セレクトのおいしい飲み方

「キングウイスキー凛セレクト」の特徴は購入した人がカスタマイズしておいしい飲み方を見つけていることです。ハイボール以外の飲み方がいくつか提案されているので紹介します。

 

1.レモン汁を入れたり、ビールで割ったりして自分好みの味に変える。

 

2.自分でほかのウイスキーとブレンドする。

Amazonのレビューで紹介している方がいます。1,000円前後で買える「ティーチャーズ ハイランドクリーム(Teacher's Highland Cream)40度」とのブレンドです。

 

凛3に対してティーチャーズを1の割合でブレンドすると、凛のまろやかさとティーチャーズのスモーキーフレーバーがうまく調和するとのこと。試してみたほかの方もおいしいとのレビューを残しています。

3.ハーブに漬け込んで風味をアップさせる

ボトル(4000ml)に月桂樹の葉をお好みで数枚入れて、2週間寝かします。その後、葉を取り除き、さらに1週間寝かすと中級ウィスキーのような香りが楽しめるそうです。

 

「キングウイスキー凛セレクト」は2700ml、720mlもあります。興味のある方は少量からお試しください。