ノブクリークシングルバレルリザーブ 9年定番よりも人気の理由
「ノブクリークシングルバレルリザーブ(Knob Creek Single Barrel Reserve)」の特徴、風味の評価、スタンダード9年との違い、価格などを紹介します。
ノブクリークシングルバレルはジム・ビームをフラッグシップ商品として持つビームサントリー社が造っている、アメリカでも人気の高いハンドメイドクラフトバーボン。
定番商品としてノブクリーク9年(50度・750ml)があります。こちらはバーボン本来の旨さを味わえるという「力強い味わいのバーボン」の風味を目指したもの。
50度という高い度数に加えて、2度焼きを施したオーク材の樽で9年の長期熟成を経ることで、複雑なアロマと奥深い味わいのウイスキーとなっています。
とはいえ、今回紹介するノブクリークシングルバレルリザーブのほうが人気なんですね。風味や度数のお得感を比較すると、コストパフォーマンスに優れているために選ばれていると感じます。
シングルバレルリザーブと定番のコスパと価格比較
ノブクリークは50度・750ml。記事アップ日時点での通販最安値価格(税抜)は3,300円くらい。
それにたいしてシングルバレルリザーブは60度・750mlで4,300円くらい。運が良ければセールの販売店で4,000円を切ることもあります。
製法の違いはありませんが、ノブクリークの中でも厳選された1樽のみがボトリングされていて、度数も10度高くて60度。
1,000円の差で度数も高く、上位クラスのバーボンが購入できるなら、上位を選びたいというのが購入される方の気持ちでしょう。
ノブクリーク銘柄 |
通販販売店の 最安値価格(税込) |
スタンダード (50度・750ml) |
3,300円ほど |
シングルバレルリザーブ (60度・750ml) |
4,300円ほど |
レビューの評価はシンプルに「うまい」「おいしい」
「ノブクリークシングルバレルリザーブ」の一般的な評価では、わずかに定番商品の風味のほうが好きという方もいるようですが、「値段以上の価値。60度あると本物感が違ってくる」「バーボン好きにはたまらない。とにかくうまい」「アルコール度数が高いのですがとても飲みやすくおいしい」「最高に酔えます」と高い評価。
スコッチの感想と違って「うまい」という直球評価がバーボンファンならではです。飲み方は「ストレートやロックにチョコレート」が好まれます。
この銘柄はバーボン好きの方へのプレゼントでも注文する方がかなり多いんですね。ご自分が飲まない方でも、ちゃんとひと味違うプレゼントを選ぶのはすごいと思います。
ノブクリークの封印ャップの開けかた
「ノブクリーク」には独特な封印キャップがあり、「開け方がわからない」という声も耳にします。
出っ張った部分が帯になっているので、開け方は帯を引っ張るだけです。テープ状のラベルがくるくるとボトルの周りからほどけていき、キャップが出てきます。
キャップの封印がボロボロと剥がれ落ちてくるので、この封印をしっかり落としてからキャップを開けます。そうしないと欠片がウイスキーの中に落ちてしまう可能性がありますのでご注意くださいね。