マッカランのボトラーズ銘柄とは
「ザ・マッカラン(The Macallan)」はオフィシャルからボトラーズまで含めると、数多くの種類が販売されています。
今回はボトラーズのなかから、スペイモルト フロム マッカラン(ゴードン&マクファイル社)とマキロップチョイス(イアン・マキロップ社)を紹介します。
価格が高騰しているため、オフィシャルよりもボトラーズのほうが安く購入できるケースもあります。
ゴードン&マクファイルのスペイモルト フロム マッカラン
ゴードン&マクファイル社(以下、G&M社)は1895年に創業された老舗ボトラーズ。世界で最も知名度が高く、古くからマッカラン、グレンリベットやストラスアイラ、ロングモーン、リンクウッド、モートラックなどの蒸留所と深い関係がありました。
無名蒸留所や閉鎖された蒸留所、オフィシャルにリリースされていないボトルまで、幅広くそろえています。
マッカラン蒸留所からの信頼も絶大で、蒸留所がG&M社から原酒の買戻しを行うくらい、熟成に関しても信頼されているんですね。
創業当時から続く同社の超人気シリーズが、「スペイモルト フロム マッカラン(Speymalt From Macallan Distillery)」。
通称「レッド・リボン」と呼ばれて赤リボンが付いていましたが、現在はリニューアルされてついていません。
年に何回かしかリリースしないので、品薄の銘柄としても知られています。日本で販売されてもすぐに売り切れてしまいますね。
入荷するたびに値上がりとなる可能性があるので見つけたときがチャンスです。希少なものをいくつかピックアップします。
「スペイモルト フロム マッカラン 2007(43度・700ml)」⇒7,500円前後
瓶詰年は2016年、熟成樽はファーストフィル&リフィルシェリーカスク(初めてシェリーの熟成に使用されて空けられた樽と、ウイスキー熟成に繰り返し使われた樽)
「スペイモルト フロム マッカラン 2005(43度・700ml)」⇒9,300円前後
瓶詰年は2014年、ファースト&リフィルシェリーカスク使用。
「スペイモルト フロム マッカラン 1997(46度・700ml)」⇒32,500円以上
瓶詰年は2015年、シェリー樽熟成のマッカランのシングルカスクで日本限定
「スペイモルト フロム マッカラン32年 1980(43度・700ml)」⇒95,000円前後
瓶詰年は2012年、熟成年数32年でありながら、オフィシャルの価格よりもはるかに安く購入できます。
「スペイモルト フロム マッカラン34年 1981(43度・700ml)」⇒10万円前後
こちらも高価ではありますが、高品質な熟成年数34年が相場価格より安く購入できます。
マキロップチョイス1990と1991
マキロップチョイス(Mackillop's Choice)とはグラスゴーの瓶詰業者で、当時最年少でマスターオブワインになった天才的な味覚を持つイアン・マキロップ氏が厳選した樽を瓶詰したイアン・マキロップ社のシリーズです。
同じ蒸留所の他の樽と一切混ぜる事なく、一つの樽のみから瓶詰めをするシングルカスクが採用されています。
表示されているのがマッカラン蒸留所にて蒸留した年、2014年あたりに瓶詰めされています。通販では希少で、今日現在は楽天だけにあるようですね。
「マキロップチョイス マッカラン 1990(43度・700ml)」⇒32,184円 (税込)
「マキロップチョイス マッカラン 1991(43度・700ml)」⇒32,184円 (税込)
ヤフオクにはマッカランの旧ボトルから空き瓶まで
Amazon、楽天、ヤフーショッピングにない場合は、こちらのヤフオクも入っているオークファンのオールドボトル情報もチェックしてみてください。
ちなみに、飲んでしまったお酒の空瓶は捨ててしまう方も多いですが、実際にお酒が入っていなくても瓶自体に価値があり、高値で買取をされる空瓶もあります。
マッカランの空き瓶も買取業者が買い取ってくれます。でも、洗わないのがコツなんですね。お酒のボトルは香りがしっかりと残っていた方が高値で取引されます。
洗ったり拭いたりすることでせっかくの香りを損ねたり、ボトルのラベルが剥がれてしまったりしないように、そのままの状態で売り込んでくださいね。