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ロックアイランド(オイスター)ウイスキーの評価やカスクストレングス

ロックアイランド(オイスター)ウイスキーの評価・カスクストレングスなどの種類

「ロックアイランド(Rock Island)ウイスキー」はボトラーのダグラスレイン社が販売しているブレンデッド(ヴァッテッド)モルトで、以前は「ロックオイスター(Rock Oyster)」で販売されていたブランドです。

 

ラベルの貝のまわりに書かれているように「アラン島」「オークニー島」「アイラ島」「ジュラ島」の蒸留所、つまり、アイランズモルトの数々がブレンドされているんですね。

 

アイラ島のモルトはその個性の強さから、アイランズとは別に独立して区分けされますが、地理的にはアイランズに入ります。

 

ボトル名がロックオイスターからロックアイランドに変わり、その特徴をわかりやすくアピールしているわけですね。

スコットランド・ジュラ島の画像
スコットランド・ジュラ島

 

どの蒸留所のモルトが使われているのかは公開されていませんが、アイランズモルトらしい海のエキスを感じる磯風味、スモーキーさ、甘味がバランスよくまとまっていて高い評価を受けています。

ロックアイランドの価格やレビュー評価

ロックアイランド(オイスター)ウイスキーはアルコール度数46.8度・700mlで、今日現在の安い価格帯は税込5,000円ほど。

 

度数も高めでこの価格のアイランズモルトなら、申し分のない感じですね。

 

一般的にもマイナス評価といえば販売店の対応に関するくらいで、銘柄そのものにはほぼ満足の声が多く見られます。支持するレビューは以下の通りです。

 

「センセーショナル!私の好きなウイスキー。1年中飲みたい(英国)」

 

「塩辛い、ヨウ素が豊富な島のウイスキーのファンはこれを愛するでしょう。超ピーティーではないので飲みやすい(英国)」

 

「私の息子のお気に入り(英国)」

 

「GQマガジンで推奨されていたので注文。非常に興味深い味。友人とともに本当に楽しんで驚いた。コレクションに加えることをおすすめしたい(ドイツ)」

ちなみに、GQマガジン(Gentlemen's Quarterly)とは1931年にアメリカで創刊され、世界19ヶ国で発行・発売されている男性向けファッション・カルチャー雑誌。

 

日本ではGQ JAPANという日本版が出ています。

ロックアイランド(オイスター)の種類・カスクストレングス

ロックアイランド(オイスター)ウイスキーの種類で日本で流通しているボトルは、わずかに「カスクストレングス」、熟成ボトルの「18年」があります。

 

「ロックオイスターカスクストレングス(Rock Oyster Cask Strength)」は最新ボトルが「カスクストレングスNo.2」です。

 

No.1、No.2のどちらも700mlですが、56.1度と57.4度があるので、アルコール度数をよく確認して選んでくださいね。

 

今日現在の安い価格帯は税込5,000円ほど。

 

アメリカンオークによる熟成、「できる限りナチュラルな状態のままに」というダグラスレイン社のスタイルが体現されています。

熟成表示ボトルではないので原酒の若さはありますが、それを補うだけのカスクストレングスならではの野性味あふれるピートや塩気、焦げた柑橘風味が特徴です。

 

まずは数滴の水で香りを立てて飲んでみてください。

ロックアイランド(オイスター)18年・21年・シェリーエディション

熟成表記ボトルの「18年(Rock Oyster Aged 18 Years)」は46.8度・700mlで、今日現在の安い価格帯は税込11,000円ほど。

 

スタンダードのボトル缶のデザインは海に静かに浮かぶ帆船ですが、こちらはスコットランド西海岸の荒々しい海原を進む帆船が描かれています。

 

まさにデザイン通り、潮風の強めの風味がありながら、ピートをきかせた甘い麦芽や甘味も味わえます。

このほかに熟成表記ボトルの「21年(Rock Oyster Aged 21 Years)」46.8度・700mlや「シェリーエディション(Rock Oyster Sherry Edition)」46.8度・700mlもありますが、残念ながら日本国内での通販の流通はないようです。

 

シェリーエディションはその名の通り、原酒をシェリー樽でフィニッシュしているため、ロックアイランドの基本をおさえつつ、シェリーのフルーティさも感じられる逸品となっています。 

 

生牡蠣にちょっとだけロックアイランド(オイスター)をかけて、ゆっくり味わってみたいですね。