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スキットル チタン材質のおすすめメーカーと製品とは

スキットル チタン素材の特徴とメリット

スキットルのチタン素材はステンレスと並んで人気ですね。特徴とおすすめの有名メーカーなどを解説します。

 

チタンは銅・鉄・アルミニウムと比べると熱に強く、バネ特性があってしなりやすいために強度は鉄の2倍、アルミの3倍あります。

 

軽さはアルミニウムには負けますが、鉄の3分の2程度。銅と比べると、半分くらい。別記事で紹介しているピューター(錫)素材のスキットルに比べて、同じくらいの容量で2分の1以下なので、旅行の携帯用にも向いています。

 

海水に強いチタン
海水に強いチタン

 

銅・鉄・アルミニウムと比べると、チタンは海水(塩水)にとても強く、海や川の中でも錆びにくいため、橋脚などにも使われます。釣りなどのアウトドアにはぴったりですね。

 

また、熱伝導率が低く保温性が高いため、ハイテク食器やアウトドア用調理器具にもチタン製品は多く作られています。匂い移りもしにくい素材です。

 

チタン材質のスキットルは携帯用の小型水筒としてウイスキー、ブランデー、ウォッカ、ジン、テキーラなどが向いています。とはいえ、安い商品では金属臭が気になるというレビューを目にすることもあります。

 

 

チタン材質のスキットル おすすめメーカーと製品

 

日本製品に対する安心感もあって、日本有数の技術の高い金物産地である三条市・燕市に本社を置くスノーピークが人気です。

 

高くても手に馴染む愛着感、風味の維持、逸品を持つ喜びを重視するならスノーピーク、実用性を求める方はバーゴ、Boundless Voyageを選んでいます。

 

スノーピーク チタンスキットルL T-013(snowpeak)

容量:170ml

重量:88g

原産国:日本製新潟県三条市

サイズ:横幅70㎜、上部突起部分を含めた高さ136㎜、厚みは中央部分で20㎜

 

チタンのスキットルで人気のブランドはアウトドア総合メーカー「スノーピーク」の「スノーピークチタンスキットルL T-013」。プラスチック製ロートが付属。価格は16,000円ほどします。

 

口コミでは「チタンの高級感が非常に良い」「機械で仕上げられたものと違い、個性があり、愛着をもてます」「お尻のポケットに入るので、冬のスキーやハイキングに便利」「ステンレス製より非常に軽いのに丈夫で質感がある」などの感想があります。

 

バーゴ チタニウム ファンネルフラスコT-447(Virgo)

容量:240ml

重量:105g

サイズ:W94×H150mm

 

バーゴ(Virgo)社はおもにチタン製のストーブやクッカーなどを作っている、アメリカのアウトドアギアブランド。軽量で丈夫なだけでなく、シンプルで美しいデザインも特徴です。

 

こちらの容量は他社よりも少し多めの240mlで重量は105gと軽量。価格はスノーピークの半値の8,000円くらい。

 

蒸留酒に強い人や複数でシェアする場合に、容量の大きさは便利ですね。本国アメリカで特許を取得したシリコン漏斗(ファンネル)付きで注ぎやすく、シリコン部分が飲み口になるので金属部分に触れずに飲める構造になっています。

 

口コミでは「文句無しに良い品」「容量もちょうど良い」「ウイスキーを注ぐファンネルも柔らかく、傘の部分をひっくり返すだけで注ぐ事が可能」などがあります。

 

Boundless Voyageチタン製ヒップフラスコ

容量:200ml

重さ:79g

サイズ:全長130㎜・幅95㎜・厚さ23㎜

 

価格は3,600円ほど。「チタン製が欲しいけれど、スノーピークやバーゴでは高いので実用性重視」という方に選ばれています。

 

口コミでは「買って正解」「国産のチタンでアーム付きのものが無かったのでこちらを購入」などまずまずの評価ですが、価格が安いだけに仕上げの完璧さに欠けるなどの細部におけるマイナスポイントもチラホラ。少し自分で手を加える(掃除・磨き上げなど)必要がありそうです。

 

先日、登山の好きな友人から「頂上で飲むウイスキーは格別」と聞きました。下山の荷物も軽くなっていいですが、どうか飲みすぎないようにご注意くださいね(笑)。