スキットル(ヒップフラスコ) 樹脂素材の特徴とメリット
スキットル(ヒップフラスコ)樹脂素材の特徴とおすすめの有名メーカー「ナルゲン(Nalgene)」を解説します。通販では樹脂製の種類は少なく、今日現在、唯一販売されていて人気なのが同社のスキットル。
そこで「ナルゲンフラスコ」の解説をしていきます。ナルゲンはアウトドアショップならどこでも見かけるウォーターボトルの有名メーカー。もともとアメリカの「ナルジェ社」が、医療や研究用の試薬ボトルとして開発した技術がウォーターボトルに活かされています。
樹脂製スキットルの大きな特徴は軽量、透明で中身が見えるので残りの量がひと目でわかる点。飲むペース配分ができて、数人でシェアするときにも分けやすいですね。
デメリットはサイズの大きさ、でも携帯水筒には便利
このボトルは一般的なスキットルよりも約340mlと大きめです。大容量のウイスキーを購入して自宅で飲むための小分け用に使うにはいいですが、アウトドア用にお酒を入れるヒップフラスコではちょっと大きすぎるかもしれません。
とはいえ、口コミをよく確認すると「丸いボトルよりカバンの中で収まりが良いので、平型水筒として使用している」というように、ウォーターボトルとして使っている方が多いようです。
樹脂製なので安いイメージがありますが、通常価格で3,000円前後。最安値で2,000円を切るくらいなので、価格面だけからみると安いステンレス素材と大きな違いはないですね。
重量:約124g
容量:約340ml(目盛300mlまで)
材質:本体はPET、スリーブ(外側カバー)はポリカーボネート
サイズ:約202×102×40mm
ペットボトルでお馴染みのプラスチック素材
使われている材質のPETとはポリエチレンテレフタレート。いろいろな種類の分子と分子を配合して、分子の種類や配合率の違いで作られるプラスチックの一種で、最も多く使用されているプラスチック素材です。耐熱性に関しては後述します。
機能面では、キャップカバーが約28ml入るカップになり、スリーブ(外側カバー)を取り外せば大きなカップになります。
さらに、本体には300mlまで目盛りが付いているので、実際の残量がどのくらいか一目で分かります。料理に使う材料を入れておくのにもいいですね。カラーはレッドとブルーがあります。
使用用途が広いおすすめボトル、耐熱温度にご注意
購入された方の口コミに重要な指摘があります。ショップ情報では本体の耐熱温度が120度までになっていますが、実際には70度までとのこと。一般的な食洗器では使えず、熱いお茶も入れられないのでご注意ください。
そのほかの口コミでは「ナルゲンボトルはどれもシンプルなデザインで品があるのがいい」「お湯を入れても凍らせてもへっちゃら丈夫(著者注・70度以下にしてください)」「スリムでかばん収まりが良い」などがあります。
キャップをなくした方が「通常のペットボトルのキャップを合わせてみたらピッタリだった」という報告もあります。意外と便利に使えそうなスキットルです。