ストックホルムブランネリドライジン・特徴はオーガニック
「ストックホルムブランネリドライジン(Stockholms Branneri Dry Gin)」はスウェーデンのストックホルム、セーデルマルム島にあるストックホルム蒸留所で造られています。
蒸留所のあるセーデルマルム島は「セーデル」の愛称で呼ばれています。
北欧文化やデザインの発信地としても知られていて、個性的でカラフルなデザインが多く、ショッピングが楽しめる場所でもあります。
ストックホルム蒸留所はストックホルムで最初にできたクラフトディスティラリーで、この島にあった古いジャガーの作業施設跡に作られました。
「ストックホルムブランネリドライジン(Stockholms Branneri Dry Gin)」は、オーガニック小麦100%のベーススピリッツに7つのオーガニックボタニカルを使って抽出しています。
ジュニパーベリー(クロアチア産)、コリアンダーシード(オーストリア産)、アンジェリカ=アシタバの根(ベルギー産)、ヘザー=ギリュウモドキフラワー(ポーランド産)、レモンピール(スペイン・イタリア産)、エルダーフラワー=ニワトコの花(ボスニア産)、ローズマリー=マンネンロウの実(スウェーデン産)が使われています。
スウェーデン伝統文化を大切にする蒸留所
スウェーデンの首都ストックホルムは、14の島とそれを囲う運河があることから水の都とも呼ばれますね。
100キロを超えるという地下鉄路線の駅構内では、たくさんのアーティストによって装飾された芸術展示が見られ、美術館と錯覚させられるような空間が広がっています。
そんなスウェーデンの生活慣習に「fika(フィーカ)」があります。
同僚、友人、恋人や家族と休憩をとり、コーヒーを飲む時間を共有することが重要な文化なんですね。
これはストックホルム蒸留所の理念にも大きな影響を与えているようです。蒸留所を経営しているのは、カールとアンナ夫婦。
コーヒーを飲んだり、食べたりしながら、多くの人が蒸留所で思考やアイデアを共有できるスペースしたいというのが彼らのビジョンです。
ホームページには「北欧の伝統と自然だけでなく、彼らを取り巻く人工的な物にもまた影響を受けて製品化している」とのメッセージがあります。
スウェーデンのフィーカやセーデルマルム島のアーティスティックな風土にインスパアされているという意味なのかもしれませんね。
ストックホルムブランネリドライジンはエルダーフラワーの香りにシトラスの爽やかさ、コリアンダーの甘みが加わって、語らいの時間を大切にする彼らの優しく豊かな味わいが伝わってきます。
ホームページにも紹介されていましたが、シンプルなボトルデザインなので飲み終わったら花瓶にするのもおしゃれです。上品なインテリアになります。