「サントリードライジンエクストラキングサイズ(Suntory Dry Gin Extra King Size)1800ml」が通販で安定人気となっています。評価の理由について調べてみました。
サントリーが製造・販売するジンではジャパニーズクラフトジン「ROKU」が人気ですが、対極にあるのが、この「サントリードライジンエクストラキングサイズ」。
サントリーの廉価版ジンとしてはこの「エクストラ」と「スムーズ」の2種類が販売されていますが、なかでも一升瓶に相当するこの1800mlが通販でもつねに上位にランキングされています。
評価が高い理由を口コミから調べてみると、まずはコストパフォーマンスの高い、お得用ジンであること。味や風味については、値段と比較しておおむね「まずまず」という感想です。
とくに、経済的に負担なく毎晩ジントニックやマティーニを飲みたいという方は、トニックウォーターやマティーニに使うドライベルモットの費用もかかりますから、普段飲みならサントリードライジンエクストラキングサイズで、となるようですね。
しかし、このキングサイズを他社と計算してみると(2018年5月31日の最安値価格で比較)、意外な結果が。
「サントリー ビーフィータージン40度700ml」は943円×3本=2100mlで2829円でキングサイズよりちょっとお得。
また、「ウィルキンソンジン47.5度720ml」が957円×3本=2160mlで2871円で度数の高さからいえばかなりお得ということになります。
当然ながらみなさん計算して購入していると思われますから、多少の価格差よりも銘柄へのこだわりから選ばれるのでしょう。
「サントリードライジンエクストラ」といえば昔から知られているブランド。かつてはサントリーバーの定番ジンとして、さまざまなカクテルベースに使われていました。
一杯400円前後で飲めるジントニックやマティーニが飲める、庶民的なバー。大学生が背を伸ばしてカクテルを頼むには安心して飲める店でもありました。
また、居酒屋にジントニックがあれば、これをベースにしたジントニックが出てくる可能性は高いですね。そういう懐かしさや普通の居酒屋の味を評価して購入する人も多いようです。
また、ジン初心者がジンとはなに?を知るのには、国産メーカーで販売実績のある「サントリードライジンエクストラ」あたりが入り口としても安心できるでしょう。
とはいえ、スーパーでこのキングサイズはなかなか見かけませんから、ネット購入で上位なのかもしれません。
ジュニパーベリーやオレンジピール等の7種類の草根木皮を原料とした、国産ジンです。昔聴いた音楽をかけて懐かしい味を楽しむのもいいですね。