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ティーチャーズハイランドクリーム・新旧ボトルやセレクトの風味の違い

ティーチャーズハイランドクリームのキーモルトは?

「ティーチャーズハイランドクリーム(Teacher's Highland Cream)」はウィリアム・ティーチャー&サンズ社が造っているスコッチのブレンデッドウイスキーで、同社を所有するサントリーが販売しています。

 

キーモルトはアードモア蒸溜所のモルト原酒「アードモア」のほか、約30種類のモルトウイスキー。グレーンウイスキーは原料がトウモロコシのものが2タイプ、小麦が1タイプの3種がブレンドとして使われています。

 

ティーチャーズハイランドクリームの特徴は、なによりも「煙たさ」の個性を全面に出していること。深みや複雑さはないものの、ピートのクセが好きな方には大好評ですね。

 

アードモア蒸溜所
アードモア蒸溜所
photo credit: martyn jenkins 2012-05-08 081 Ardmore Distillery via photopin (license)

新旧ボトル、どちらのスモーキーがうまい?

銘柄

通販販売店の最安値価格(税込)

 ティーチャーズハイランドクリーム

40度・700ml

950円ほど

40度・1750ml

2,300円ほど

 旧ボトル

43度・750ml

5,000円ほど

旧ボトルニチュア

43度・50ml

3,300円ほど

 ティーチャーズ12年

43度・750ml

5,000円ほど

ティーチャーズ25年

46度 700ml

22,000円ほど

セレクト

40度・700ml

1,200円ほど

ティーチャーズは新旧ボトルで旧ボトルの評価が高い銘柄です。特級表示のある旧ボトル(古酒)は大きな白いラベルが目印で、750mlの最安値で5000円ほど。ほかに760mlもわずかにあります。

 

評価が高い理由は、旧ボトルのほうがモルトウイスキーの配合率が高いためと言われています。スモーキーフレーバーに柑橘系の香味、蜂蜜やフルーツの甘みのバランスがよく、うまいと評判なんですね。

 

販売店によっては旧ボトルの画像で1,300円くらいの価格表示をしているところもありますが、画像とは違う現行品が届く場合もあるので、送られてくるのが旧ボトルかどうか、販売元にしっかり確認をとってからの注文がおすすめです。

 

また、新旧ラベルの違いもあります。旧ラベルはブランド名の下に黒いラインが入っているデザインで、「こちらの味のほうが好き」というように味の違いを指摘する方もいます。今なら500円ほど高い価格で購入できます。

ティーチャーズの種類には12年や15年も

ティーチャーズの種類には古酒の12年(43度・750ml)や25年(46度・700ml)もあります。12年の最安値価格は通常の旧ボトルと同じくらいの5,000円ほどなので、12年を購入したほうがお得ですね。

 

25年は今日現在、Amazonだけの販売だったので、興味のある方はお早めにどうぞ。

現行品のスタンダードとセレクトとの違いとは

ティーチャーズハイランドクリームには、現行品のスタンダードとは別に日本限定銘柄の「セレクト(Teacher's Select)」が販売されています。

 

もともとハーフサイズ(350ml)のコンビニ限定品でしたが、2019年から700mlも販売されています。スタンダードとセレクトとの違いは、サントリーによれば「ハイボールに合うスモーキースコッチ」とのこと。

 

Glasgow 創業者ウィリアム・ティーチャーの拠点グラスゴー
Glasgow 創業者ウィリアム・ティーチャーの拠点グラスゴー

スタンダードもそういう触れ込みでは?と思いましたが、セレクトのほうがピーティーさが控えめで、風味もマイルドな風味になっているんですね。

 

スモーキーの魅力にファンの多いスタンダードですが、煙たさの個性が強く主張しすぎると感じる方もいて、そのへんのニーズを取り込む狙いがあるのでしょう。

価格とレビューの一般評価

現行品のティーチャーズハイランドクリームはアルコール度数40度で700mlと1750mlがあります。最安値(税込)は上記の表をご覧ください。

 

現行品の一般的な評価からまずはマイナスポイント。「香りに個性があり過ぎて、料理との相性が出るかなと思いました」「ロックで飲むと独特のスモーキーさが際立って人によっては飲みにくいかも」「スモーキーな苦味があり、辛口で香りは弱い気がする」など。

 

女性の笑顔の画像

 

支持するレビューでは「最初スモーキーがどっと来て、きつくなるかな?と思ったらまろやかクリーミーになる感じ」「1000円ちょっとで頑張れている価格設定」「飲み慣れていくにつれ、これいいんじゃねってなります」「スモーキーでしっかりした飲みごたえ、余韻には甘みがあって美味しい」などの評価が見られます。

 

やはりピートの感じかたに個人的な好みが出るようですね。最後に私のテイスティングもよかったらご覧ください。個人的に煙たさは少なめが好みなので、多少きびしめになっています。お好きな方、ごめんなさい。どうかお気になさらず(汗)。