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自家製辛口ジンジャーエール、原液の作り方・ワイン等のカクテルレシピ

ジンジャーエール原液の作り方・自家製で辛口調整やアレンジ

ジンジャーエールの原液を自家製で作れたら、辛さやカロリー、糖質が気になる方でも甘みを調整できます。

 

作り方は本格的なレシピからかんたんなものまでいろいろあります。基本的な作り方では1瓶900mlでこのようなレシピ。

 

材料は生姜スライス350g・砂糖35g・水350ml・蜂蜜大さじ2・シナモンシュガーパウダー10ふり・レモン1/2個・鷹の爪1本。

 

本格的な味付けならこれにコショウ・アニス・クローブをお好みで入れます。レモン以外の材料を鍋に入れたら、中火にかけて沸騰する手前で弱火に変更。

 

手作り料理のイメージ

 

レモン汁を加えて10から15分煮て完成したら、粗熱を取ってから瓶に保存します。あくまでも基本的なレシピで、お好みで生姜を皮のまますりおろして入れたり、シナモンや鷹の爪を使わないアレンジもできます。

オーガニックで作るなら、本格的な手作りセットがおすすめ

かんたに材料を揃えるなら、「自家製ジンジャーエール スパイスミックス」がおすすめです。砂糖とレモン果汁を用意すれば、1袋で約5リットルが作れるセットになっています。

 

有機栽培のスパイス・紅茶の販売をしている北海道函館市のエヌ・ハーベストが扱っていて、オーガニックのショウガ、シナモン、カルダモン、クローブが入っています。

シナモン(cinnamon)は、セイロンニッケイという木からとれます。幹の皮を剥がすと内側からコルクのような層が出てきますが、それを乾燥させたものなんですね。

 

カルダモン(cardamom)は「スパイスの女王」と呼ばれるショウガ科の多年草。原産はインド、スリランカ、マレー半島で、種子を乾燥させて香辛料やジンなどのボタニカルに使われます。

 

唾液や胃液の分泌を促して消化を助ける、咳や痰を抑える、腸内に溜まったガスを取り除くほか、口臭防止効果も期待できると言われています。

 

Clove クローブ
Clove クローブ

さまざまな効果が期待される原材料

クローブ(Clove)とはチョウジノキの開花前の花蕾を乾燥させた香辛料で、原産地はインドネシアのモルッカ群島。

 

花蕾は釘に似た形をしていて、中国語では「釘」と同義の「丁」の字で「丁香」「丁子」、日本の漢字でも同じでフランス語「Clou」や英語「Clove」もすべて釘が語源となっているんですね。

 

食材に刺して煮込んだり、ローストしたりとグリルに使います。香りが強いので食べる前に食材から取り除きます。

 

cardamom カルダモン
cardamom カルダモン

妊娠中に注意したい原料

クローブは強い鎮痛効果と抗菌効果が期待できる作用があり、歯痛や歯肉炎を鎮めてくれます。歯科でも歯痛や居所麻酔などに利用されます。

 

とはいえ、妊娠中はナツメグ、シナモン、カルダモン、クローブといったスパイスは子宮を収縮させてしまう恐れが心配されているので、妊婦さんはひとまず控えてくださいね。

 

自家製ジンジャーエールを飲むときは砂糖が入っている分、濾しにくいので茶こしを使うのが便利です。

 

女性のイメージ画像

ジンジャーエールとジン・ワインなどのカクテルレシピ

スピリッツをジンジャーエール・炭酸・レモンジュース少々で割るとカクテルになります。ジンなら「ジンバック」、ウイスキーなら「ウィスキーバック」、ウォッカなら「ウォッカバック」。

 

ちなみに、バックは英語で「back」ではなく「buck」。buckには「雄鹿」の意味があり、雄鹿の蹴りのようにキックのあるカクテルというのが由来だとか。

 

また、ジンジャーエールで赤ワイン(軽めがおすすめ)を割ったカクテルが「キティ」。白ワインを割ったものが「オペレーター」と呼ばれます。 どちらもレシピは1:1の割合で、レモンスライスや氷を入れるかどうかはお好みです。

 

自家製ジンジャーエールなら、お湯で割ってホットジンジャーも楽しめますね。風邪をひいたときにジンをちょっと入れると、ジンのスパイスとの相乗効果で体調改善が期待できますよ。